1997年10月から、広島クマタカ生態研究会では、絶滅の危機に瀕する大型猛禽類クマタカを用いた環境教育の出張授業を行っています。
2009年現在、広島県広島市・呉市・吉田町・八千代町の小学校、中学校、高等学校、公民館など 計約47校137クラスで、合計約4,500人の生徒さんに、授業をさせていただきました。
授業は、すべて無償で行っています。そして、授業を受けていただきましたすべての子供さん達に、クマタカの学習下敷きを、無償でプレゼントしています。
授業をご希望の方や、興味のある方は、気軽に連絡してください。 連絡、お待ちしています!
子供達の感想文
「クマタカを用いた環境教育について」
絶滅の危機に瀕する大型猛禽類「クマタカ」を用いた環境教育を、ご要望に応じ、主に広島県内の各小・中・高等学校、公民館等で行います。内容等は、以下のとおりです。広島県内以外の場合も、ご相談に応じます。
「実施内容」
多様性の高い生態系(豊かな自然)の象徴であるクマタカを通して、自然(生態系)と私たちのかかわりあいと、良好な環境を守ることの重要性を認識してもらう。
1.クマタカの実物大の模型や、実物の羽根、実物の卵の殻などを使用し、生徒に実物に実際にふれてもらい、クマタカを体で感じてもらう。
2.次に、クマタカのVTR等を使用し、視覚的にクマタカと生態系について学んでもらう。
3.クマタカの危機と私たちのくらしの関連について考える。
4.クマタカと、クマタカの生息を支える自然の多様性の大切さ、そしてそれを守るためには、私たちが身近なところからなにをするべきかについて考える。
基本的には、上記のような内容ですが、小・中・高等学校の各段階や学年に応じ、できるだけわかりやすく行います。また、担任の先生方などから、内容についてのご要望があれば、できるだけそれに応じた内容にします。
実施形態は、1~2クラス単位程度が望ましく思います。教室は、これまでのところ視聴覚室や音楽室(VTR放映が可能な教室がよい)が多いです。授業回数は、可能なかぎり応じます。1回の授業の時間は、ふつう 40~50分程度ですが、長さはご要望に応じます。
学年は、小学校1年生から可能ですが(実施したことがあり)、内容は、ふつう、小学校4~5年生で習う内容程度です。
広島クマタカ生態研究会は NGO ですので、授業は無償で行います。また、授業は平日でもかまいません(これまでの例では、土曜日が多いです)。もし、授業をご希望の場合は、事前に1度打ち合わせにお伺いいたします。
ご希望の学校やクラス等は、下記までご連絡ください。質問等でもかまいません。